初めてのホームステイ（ケンブリッジ） 半年前に日立に交易グループが訪問した際、その中の1人を我が家にホーム ステイさせました。今度は私がお世話になりました。 ニュージーランドの人達はイギリスから移って来た人が多く、ガーデニング好きです。 ちょうど私がお邪魔したときは春で、庭一面の芝生もきれいに刈り込まれ、たくさんの 美しい花が咲き乱れ、はるばる日本から来た私をまるで歓迎してくれているようで 心なごませてくれました。

		このお宅は芝生関連の道具などを扱かう 会社を経営している実業家のお宅です。 この奥様は、5人の男のお子さんを育て られ、以前小学校の先生をしていらしゃった そうです。 お子さんが小さい頃は、プールつきの 大きなお宅にお住まい だったのですが、 子供さんが成長され、2人になられてこの 小じんまりしたお宅に移って来られたそう です。

普通、日本では家はだいたい南向きですが、「北に向いています」といわれ ちょっと不思議な気持ちになりました。 やはり家具もイギリス風で、奥様の素晴らしいインテリア、エクステリアのセンス そして心配りに魅了されました。 特に今思い出せば、その当時、日本では昭和天皇がお亡くなりになられた頃 私は訪問したように思います。奥様が「天皇陛下が亡くなられてお悔やみ申し上げ ます」と言われたときには、さすが民間外交の大切さを痛感し、外国に行くと いうことは、個人で行くのではなく、国を意識していかなくてはいけないなという ことを、この奥様より教わったような気がします。 　　　　　　　　　　　　 　奥様の友達の農場での初体験

生まれたばかりの小やぎに初めて哺乳瓶 でミルクを飲ませ、まるで人間の赤ちゃん のようで、とても感動しました。

ホームステイ先の奥様と、お友達と 　　一緒に

羊の毛を刈った後この機械で糸をつむぐ

訪れた当時ニュージーランドでは羊、やぎの 赤ちゃんがたくさん生まれていました。 奥様の友達が農場を持っていて、私を連れて 行ってくださり、生まれて初めての体験を しました。 まさか農場の体験がどんなものか、わからなく、 服装のことも何も考えていませんでした。 そして、当時雨、風が強く、泥だらけになるとも 予想していませんでしたので、すべてホーム ステイ先の奥様からの借り物の衣装となり ました。 私自身、都会っ子ではないのに、初めての 体験で、まるでわからないことばかりなので、 奥様から「あなたは都会っ子ね」と言われ、 またもや、お国柄の違いを感じました。